ミール研究所 MIR МИР

Books 04-技術・情報

分野 書名・タイトル
(雑誌名)
著者・筆者等 出版元
(出版年)
コメント 説明等
技術技能 ものつくり敗戦 木村英紀(著) 日本経済新聞出版社
(2009年)
副題は「『匠の呪縛』が日本を衰退させる」。労働集約型のビジネスまたは暗黙知に頼りがちな日本のものづくりでは、システム化が遅れかねない。理論や数学、システム工学といった分野を重視し、時には技や匠への愛着を断ち切れ、という主張が一貫している。日本の製造業の現実と重なる指摘は多く、説得力がある。
数字 理論と経営データでわかる 使える! 多変量解析 清水功次(著) 日刊工業新聞社
(2009年)
多変量解析の手法を解説しながら、コンビニエンス・ストアの優良/不振の分析、倒産の分析、ミニ・スーパーの品揃え分析などを行っている。ロジスティック回帰分析や共分散構造分析といった手法の実践的な利用例として興味深い。ただし、説明は短くまとめられている半面、一度この周辺を学んだ経験がないとちょっと行間が読みにくいかも
情報 石頭なコンピュータの眼を鍛える 佐藤真一、齋藤淳(著) 丸善ライブラリー
(2009年)
副題は「コーパスで人間の視覚にどこまで迫れるか」。これまでコンピュータには苦手といわれてきた画像・映像の認識技術について分かりやすく解説された一般書。イメージ認識研究プロジェクトTRECVIDなどの研究結果や現状の説明がされている。薄めの新書判で、手軽に読める。
技術技能 実践モジュラーデザイン 日野三十四(著) 日経BP社
(2009年)
副題は「時代が求めていた新しい解」。日本のものづくり企業は“インテグラル(刷り合わせ)型”には強いが“モジュラー(組み合わせ)型”は弱い、といわれているが、だからこそモジュラー型、しかも高度なモジュラー化に踏み出すことが求められるとして、その具体的なプロセスを解説している。「モジュラー度の測定」など、実践/理論ともに興味深い記述がみられる。
技術技能 組織と技能 松本雄一(著) 白桃書房
(2003年)
副題は「技能伝承の組織論」。高度な熟達は「スキル」とそのスキルを使い分ける「インテリジェンス」で構成され、それぞれ形成の方法に違いがある、といった考え方を示している。事例として、「製造現場における技能」のほかに、「生協における協同購入の技能」と「アパレル企業におけるデザイン技能」についても研究している点が興味深い。
技術技能 熟練技能伝承システムの研究 山本孝(著) 白桃書房
(2004年)
副題は「生産マネジメントからMOTへの展開」。基本技能、実践技能、熟練技能それぞれの習得という3段階で技能伝承を定義し、高度な技能の伝承方法について探っている。実証的な研究から、技能習得のプロセスを定量的に解析したり、認知科学的な手法から伝承方法を探っていくなど、興味深い。
技術技能 「技術・技能伝承」実践マニュアル 経営創研(著) 中央経済社
(2007年)
副題は「ベテラン社員のノウハウをきちんと伝える仕組み作り」。技術・技能をどのように伝えていくか、そのあり方と方法論を詳しくまとめてある。事例紹介も役立つ。自社の現状把握に便利なチェックシートあり
技術技能 中小企業の技術マネジメント 弘中史子(著) 中央経済社
(2007年)
副題は「競争力を生み出すモノづくり」。金属・機械産業に属する中小企業に焦点を当て、技術の強化、育成を目指したフレームワークを提示している
技術技能 組織を強くする 技術の伝え方 畑村洋太郎(著) 講談社
(2006年)
技術・技能の伝承について、基本的な考え方、わかりやすい伝承ステップ、参考となる事例などを畑村氏らしい表現で解説している。「伝えるための5つのポイント」など、広い分野で参考になる。
技術技能 ザ・チェンジ 石橋良造、斉藤実(著) 日経BP社
(2005年)
副題は「ものづくり改革に成功した日本企業の奇跡」。中国が“改善”を理解するにはまだ長い時間がかかる。EMSといっても万能ではない。強い体制となるには「スーパーEMS」にならなければならないとし、そのために必要なのがコンカレント・エンジニアリングの考え方と手法、というのが著者の主張。その成功例として、著者の勤めていた日本HPの事例が全編にわたり解説されている
技術技能 ものづくり経営学 藤本隆宏、東京大学21世紀COEものづくり経営研究センター(著) 光文社
(2007年)
副題は「製造業を超える生産思想」。ものづくり学の基礎、日本の主な製造業についての事例、非製造業への「ものづくり概念」の展開、製造業の国際化、それぞれについて基礎的かつ重要な考察がある
数字 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 神永正博(著) ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2009年)
副題は「小泉改革は格差を拡大したのか?」。数字を中心としたデータの読み方を基礎編、中級編、上級編に分けてわかりやすく解説。数学的分析ノウハウではなく、「まずは元データに当たる」など、“数字を扱うときの考え方”が示されている
数字 数学で考える 小島寛之(著) 青土社
(2007年)
数学という“言語”を使うと、社会問題や人間問題がどんな風にみえてくるのかを紹介した本。。ヘッジファンド、年金問題、経済学、小説などが事例として俎上にあがっている。道具として用いている数学のテーマも、統計学、実数論、位相幾何学、数学基礎論などかなり本格的
数字 その数学が戦略を決める イアン・エアーズ(著)、山形裕生(訳) 文芸春秋
(2007年)
原書の副題 "Why thinking-by-numbers is the new way to be smart"が端的に本書の内容を示している。直感や経験だけでなく、意思決定のツールとして数学を用いることで、ずっと先を見通せることが実例を元に事細かく解説されている
数字 ビジネスマンのための「数字力」養成講座 小宮一慶(著) ディスカヴァー・トゥエンティワン
(2008年)
副題は「これで、もっともっと見えてくる」。数字というものをどのようにとらえ、日常に生かすかに焦点を当てたもの。常識や問題意識といったものが重要であり、数字がそのためのツールとしていかに有効であるかを実感できる
知的財産権 著作権法 中山信弘(著) 有斐閣
(2007年)
知的財産権の分野で第一人者ともいえる著者の手による教科書。著作権をきちんと学ぼうとする人向け
情報 インターネット&Webしくみ事典 アイドゥ、スマートイメージ ワークスコーポレーション
(2004年)
井上きよみさんほか執筆によるインターネットの基礎的な解説書。全編4色刷りで図、画面例が豊富。インターネット技術や関連テーマを見開き単位で解きほぐして説明しており、見た目にわかりやすい。Webディレクターやデザイナーほか一般の利用者も、手元におき時々参照するのに重宝する。